日本酒のことをもっと知りたい!と思ったら読んでほしい!!日本酒の超簡単マニュアルつくりました♪

複雑で奥ゆかしい日本酒の美味しい世界が10分で楽しめる! 日本酒専門店を営み、日本酒YouTuberとして活動するまちゃるが 自分自身が学ぶために、またお客様の特に多かった質問をまとめた 最もシンプルで日本酒に興味あるけど分厚い本はちょっと… そんな方にも楽しめるマニュアルをつくってみました。 お役に立てれば幸いです。 挨拶

この度は小学生でもわかる日本酒マニュアルを手に取っていただき、
ありがとうございます。
これは私が日本酒前門店を始めて間もない時
私もまだまだ駆け出しだった時に
お客様にもっとわかりやすくシンプルに日本酒の
奥深さ、楽しさを知ってほしいと書いたものです。 ずいぶん前に書いたものでしたが 少しリライトをして改めて世に出してみたいと思い、 ブログに記しました。
日本酒を飲み始めて間もない方には日本酒の専門の本はあまりにも世界が高すぎます。 わたしも以前その絶望感を味わったことがあります。 日本酒の伝道師として日本酒YouTuberとして活動した
中でこのマニュアルが今、改めてお役に立てればと思っています。

目次
1今回のマニュアルのコンセプト
2買ったお酒が合わないと感じた時の魔法
3好みにあうお酒の品定めの方法
4よくある質問ー日本酒の保存方法
5なぜこうも変わるのか?日本酒の味わいについて
6スマートな日本酒のみの合言葉、『和らぎ水』
7日本酒のラベルを紐解く
8日本酒度と酸度で味わいはほぼわかる
9日本酒伝道師が考える四つの味わいの区分け

1マニュアルのコンセプト
●日本酒の本当に美味しい飲み方その出会いについて。
●日本酒との出会いは一期一会
●日本酒は生きている
●管理の差=味わいの質
●日本酒=微生物
日本酒との出会いは一期一会。
いつからかそう思うようになりました。
日本酒は生きている。
わずかな造りの差
管理の違い、
ロットのわずかなズレ。
それで味わいが全く異なることもあります。
なので、微生物が創る日本酒は、
全く同じお酒でもわずかに味が違うことになります。

2 買ったお酒が合わないと感じた時の魔法
●こちらから合わせる。
● ぴったりと自分の好みにハマる確率はそもそもかなり低確率ということを知る。
● 合わないと思った時は飲み方を変えると別人に化けることがある。
日本酒は種類が多く、また、区分けが非常に曖昧なため、自分の好みの味わいに
当たる確率がかなり低いです。 また、酒屋さんでも専門的な知識をもつ
スタッフが少なく、
このお酒はどうですか? と聞いても美味しいですよ!としか言われず
ピンとこない事もよくあります。
ただし、美味しくない日本酒を世にだす人はそもそもいないわけですので、
飲み方で引き出せていない事があります。
美味しく感じる為のポイントは二つです。
1温度
2食事とあわせる
この二点でおおよそ解決できます。 キンキンに冷やした方がいいもの、10度位、常温、40度、50度、60度、と
様々な適した温度帯があります。

3 好みにあうお酒の品定めの方法
日本酒選びのコツ。
酒蔵の産地に思いを馳せる
産地のバックグラウント=味わい
日本酒選ぶ時のポイントはラベルもそうなのですが、それでわかる情報はごく一部です。 多くのお酒は今からお伝えする選定方法が一番正確だと思うのです。
(今時の地域性を加味していない今時の酒造りは除く。)
ー酒蔵の産地に思いを馳せるー
日本酒は産地で味わいのベースがあると思うのです。
内陸か、海っぺりの酒か?
日本酒には基本的に歴史が根付いてあり、そして、基本的には地産地消が根本的にある日本酒は地元の食材と合わせて、コンセプトを作り日本酒を作ってあることが多いです。
ですので、例をあげれば
富山→キレイな味わいを持つ海産物が豊富なので、味わいも繊細でキレイな旨味とキレイな
スッキリした味わいの酒が多い。
長野→海が四方になく、
また寒冷型の気候で山のものやお漬物などが多いので、お酒もそれに合わせた渋みや
旨味を併せ持つものが多い。
このようにその産地のバックグラウンドを想像していくと飲んだ時に
イメージと相違があまりないことが私は多いです。
4 よくある質問 ー 日本酒の保存方法

管理の3大ポイント
注意点
賞味期限
日本酒は生き物です。
保存の状況で味わいは全く別のものになります。
ただし、開けたらすぐダメになるかというとそうでもありません。
日本酒の管理における三大ダメ要素は
光、温度、振動になります。
光は色がでます
温度は発酵が進みます
振動は分子が分離します
これらには気をつけていただきたいところです。
開封後これらの保存状況をクリアした場所であれば、
基本的には1ヶ月は楽しめます。
しかし、一つ注意点。
最近、発酵の過程で生まれる発泡感を楽しめるお酒がありますが、 このお酒たちは開栓後は基本的にできる限り早めがオススメです。
たかが、管理されど管理。
当店もこの管理にはいつも気を使っています。
なお、日本酒には賞味期限はありません。

5なぜこうも変わる? ー 日本酒の味わいの差
管理の3大ポイント
注意点
賞味期限
日本酒には700種の栄養素があるといわれ、その数は世界一! 世界一の健康アルコールと言われています。
誇り高いことですよね。
それは日本酒造りにおける独自の製法、 並行複発酵
からくるものです。
ワインは600種ですが、単発酵というものです。
これは難しいことなのでここでは書きませんが、
だからこそ、日本酒には深い味わいがあるわけです。
日本酒に使われる原料は 米、水、麹 が基本的な原料です。
これらはどこの蔵も同じですが、 味わいが千差万別で違うのは
地域の水と米を使い、それからの発酵で
水と米からくる様々な栄養が二乗、三乗とふくれるから。
それにより、信じられないほどの味わいの差を見せ、 独特の奥深い味が形成されていくのです。
そして、味わいの基本的な構成に重要なのは原料である日本酒ですが、
そのあとの作り方がやはり劇的ビフォーアフターになるわけで重要なんです。
昔から言われている言葉で、
日本酒造りの要は
1.麹(原料処理) 2.酛(発酵のベース) 3.造り(職人の技術、管理) というのがあります。
イコールこれは簡単に言うと発酵の流れを細分化したものになります。
これらの行程により、日本酒は奥深い味わいが出るのです。

6 スマートな日本酒の飲み方
和らぎ水のすすめ
和らぎ水とは?
二日酔い原因とは?
日本酒を飲む時には和らぎ水。
よく、せっかく飲んだお酒を水で薄めるというのは
勿体無いという方をお見かけします。
それはそれでもいいのですが、
アルコールとは、やはり一歩間違えると
毒に変わるものですので、体内に取り込んだ時には
気をつけないといけません。
二日酔いの原因は水分不足です。
今この机の上にアルコールと、真水を数的垂らします。
どちらの方が早く乾燥するのでしょうか??
アルコールですよね?
それが体内でも起きています。
体内の水分がアルコールで満たされると
大変な事になってしまいます。
ですから
適度に水分を補給する必要があるのです。
和らぎ水はスマートな日本酒の飲み方です。

7日本酒のラベルを紐解く
パッと見た目でわかる味わいのイメージ
日本酒には国税局の管理のもと、必須の表示義務があるものの掲載と
義務のない味わいをわける表記があります
四個の味わいの区分け
ご自身でも美味しい日本酒を選んでいただくために、
美味しい日本酒の選ぶ要素が詰まっているラベルについてご説明

1ー8までは法律で義務づけられています。
なお、裏ラベルに表示されていることもあります。
他に、じょうきにないものですが選ぶ情報として知っておくといいのは アミノ酸度…日本酒の旨みや味わいを決める要素。 様々なアミノ酸があるが多いとふくよかな味わいになりやすい。
日本酒度…日本酒の甘辛の指標となります。ちなみにプラスが辛口、マイナスが甘口となります。
酸度…お酒に含まれるリンゴ酸、 乳酸などの酸の量。
え?酸?酸っぱいの??! いえ、そうではないんですよ👍 実はこれ、 飲んだときの「すっぱさ」という訳では ありません。
酸が多いと辛く感じ(しまった感じ)、 少なければ甘く感じやすかったりしまして これも日本酒の味わいをきめる大事な要素となっています。
8 日本酒度と酸度の数字を照らし合わせる
日本酒の味わいを分類する数値を知る
日本酒の味わいを単純にわけるとなると4つに分けられる。
淡麗辛口
淡麗甘口
芳醇辛口
芳醇甘口

この表はじっくり見ない難しいですが、 日本酒度と酸度を照らし合わせると、おおまかな味わいがわかるという表です
淡麗辛口・・・酸味と糖分が少なく、さっぱりしてキレのある酒。
淡麗甘口・・・酸味と糖分が少なく、さっぱりまろやかな酒。
濃醇辛口・・・酸味と糖分が多く、コクとキレがある酒。
濃醇甘口・・・酸味と糖分が多く、コクがありまろやかな酒。
9読み終わった皆様に伝えたいこと
終わりがき

この度は小学生でもわかる日本酒マニュアルを読んでいただき ありがとうございました。
いかがだったでしょうか?
内容はとてもシンプルなものですが 要点を掴んだものをまとめていますので 何か感じていただけたものがありますと幸いです。
私は日本酒の素晴らしさを伝えることは
日本人である誇りだと思っています。 また、この素晴らしさを日本酒YouTube『日本酒エンジョイチャンネル』や
そして地球上の日本酒好きがリアル、オンラインで繋がれるコミュニティ『サケボンド 』でも伝えていきたいと思っていますので
ぜひ、そちらも見ていただけますと嬉しいです。
日本酒好きな皆様ぜひ、この素晴らしい日本酒文化を日本中に、世界中に伝えていきましょう。 😌よかったらSNSで繋がりませんか??
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